４月に鳩山首相がオバマ大統領と会談する予定です。
会談ではイランの核問題と普天間基地問題が議題となりそうです。
５月には小沢幹事長がオバマ大統領と会談する予定です。
アメリカは対イラン包囲網を形成するために、外交攻勢をかけています。
ヒラリー国務長官が２月にサウジ、カタールと中東を歴訪し、協力を取り付けました。
イラン問題では中国と日本は静観してます。
これは両国のエネルギー事情がからんでいます。
日本はイランから年間 2851万kl の原油を輸入しており、これは原油輸入の11.9%を占め、国別では第３位となっています。
中国はイランからの原油輸入が14.6%を占め、国別第２位となっています。
これでは国連による経済制裁に参加するのは難しいでしょう。
ちなみにアメリカはイランから原油を輸入していません。
イランの核危機を打開するために、日本がウラン濃縮を引き受けるプランを出したり、
ラリジャニ国会議長が訪日して、2/27には長崎市を訪れたりしてますが
危機を回避できるかは不透明です。
アメリカは４月にイランへの安保理制裁決議案を提出する予定で、
鳩山・オバマ会談で、日本はイランへの対決姿勢を迫られそうです。
アメリカの中間選挙前にイランで一揉めありそうです。
リンク
日米首脳４月に会談、イラン核で協調確認
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100228-OYT1T00078.htm
